沖縄 うりずんの雨

2015年 第89回キネマ旬報 文化映画ベスト・テン 第1位
2015年 第70回 毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞 受賞
2015年度 日本映画ペンクラブ賞 受賞(シグロ)
「私たちは沖縄のことを、どれくらい知っているのだろう?」
1945年4月1日、アメリカ軍が沖縄本島に上陸。6月23日(現在の慰霊の日)まで12週間に及んだ沖縄地上戦では4人に一人の住民が亡くなった。本作は、当時同じ戦場で向き合った元米兵、元日本兵、そして沖縄住民に取材を重ね、米国立公文書館所蔵の米軍による記録映像を交えて、沖縄戦の実情に迫る。また、戦後のアメリカ占領期から今日に至るまで、米軍基地をめぐる負担を日米双方から押し付けられてきた、沖縄の差別と抑圧の歴史を描き、現在の辺野古への基地移設問題に繋がる、沖縄の人たちの深い失望と怒りの根を浮かび上がらせる。
本作は映画「沖縄 うりずんの雨」DVDに、シナリオ採録や座談会、寄稿、沖縄年表などを収録した書籍の完全保存版セット。
【DVD】
本編148分 特典映像2分、日本語 英語、通常日本語字幕、日本語吹替え、聴覚障害者用日本語字幕、視覚障害者用日本語音声ガイド※英語版は収録しておりません
【BOOK】
本文206ページ、シナリオ採録、座談会、沖縄年表、寄稿、インタビュー、他収録

ジャン・ユンカーマン/監督
1952年、米国ミルウォーキー生まれ。
横須賀海軍基地の軍医であった父の仕事の関係で生後3か月のときに初来日。1年間ほど家族で葉山に暮らす。1969年、慶應義塾志木高等学校に留学。スタンフォード大学東洋文学語科卒業。大学卒業後、1975年に沖縄に渡り、コザのバー街で反戦兵士の支援活動に関わる。1982年から日産自動車における「日本的」労使関係を取材し、そのドキュメンタリーを米のテレビ局で放送したことがきっかけで、映画の世界の道を拓く。画家の丸木位里・丸木俊夫妻を取材した『HELLFIRE:劫火―ヒロシマからの旅―』(86)は米国アカデミー賞記録映画部門ノミネート。9・11のテロ後に言語学者ノーム・チョムスキーにインタビューした『チョムスキー9・11』(02)は数カ国語に翻訳され、世界各国で劇場公開された。世界の知識人12人へのインタビューをもとに日本国憲法を検証する『映画 日本国憲法』(05)は戦後60年の節目に日本国憲法の意義を改めて問いかけた。
他に、日本の最西端の与那国島を舞台に、老漁師と巨大カジキの格闘を描いた『老人と海』(90)、エミー賞受賞作『夢窓~庭との語らい』(92)など。現在も日米両国を拠点に活動を続けている。

¥ 4,212

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